RevComm Tech Blog

コミュニケーションを再発明し 人が人を想う社会を創る

RevComm の技術スライド公開を始めます!

こんにちは、RevComm テックブログ運営担当の小山と申します。この度、社内で共有された技術スライドの一部を公開していくことにしました。

RevComm のエンジニアの情報発信は、今までこのテックブログが中心でした。しかし、社内には技術情報をまとめたスライドが多数あります。中には社内外を問わず広く参考になるような内容も共有されており、技術資料として公開することになりました。

今回はスライドを公開しようとした背景と、最初に公開するスライドの紹介を記事にします。

「どんなスライドが公開されているのかをまず知りたい!」という方は 今回公開する2つのスライドの紹介をご覧ください!

RevComm は社内での技術共有が盛ん

私が RevComm に入社したのは 2022 年の 1 月。そのときにはエンジニアの情報発信の文化はこれから作っていくのだろうなという印象でした。入社前は情報不足を感じていましたが、機会があれば自分で盛り上げていくのもありだろうなという気持ちで入社しました。

実際に入社してみると、社内では技術共有が盛んに行われていました。Tech Talk(社内勉強会)は有志による発表がほぼ毎週行われており、そのほかにも業務に関わる技術共有の場が必要に応じて作られていました。

様々なジャンルのテーマで開催されている Tech Talk

社内の情報共有の代表例として Tech Talk について説明します。

RevComm では、毎週 30分間 Tech Talk が開催されています。Tech Talk は有志で運営されており、自主的に手をあげたり、発表して欲しい人にリクエストしたりという形で発表者が決まっています。ジャンルは自由で、より良いコードの書き方や、テスト、プロジェクトマネジメントなど様々です。個々人の経験や学習から得た知見を全体へ共有する場になっています。

直近の Tech Talk のタイトルは以下のようなものがあります。

  • RevComm 版 VSCode オススメプラグイン - 2022
  • データガバナンス入門
  • 初心者プログラマーにこそ勧めたい TDD
  • AWS 認定試験(アソシエイト)は業務に活きるのか、更に活かすには
  • ゲームボーイを作ろう

2022 年には 39 回開催されており、発表に使われたスライドが社内資料として蓄積されています。

なぜスライドを公開するのか?

Tech Talkを始めとして、社内では多数のスライドが作られています。これまでを振り返ると、ドキュメントよりもスライドで技術共有というケースの方が多いかもしれません。そんな RevComm の業務風景を公開して、自社を知ってもらいたいという気持ちが、技術スライドの公開を考えたきっかけです。あえてブログにまとめ直すよりも、そのまま公開した方が RevComm の情報共有のあり方が伝わると考えています。

Tech ブログを 2022 年の 2 月に始めて、以前よりは RevComm の技術情報を社外に伝えられるようになりました。しかし、十分とはまだ言えません。普段作っているスライドを通じて、RevComm を認知していただくきっかけや、より深く知っていただきたいと思っています。

また、スライドを通じて RevComm の幅広い業務領域を感じてもらえるきっかけになり得ると考えています。特にバックエンドチームはTech Talk などでも技術共有をよくしており、今回紹介するスライドもバックエンドチームメンバーの発表資料になります。その他のチームでも技術共有は盛んで、例えば私の所属するフロントエンドチームの優秀なエンジニアが、開発者体験を向上させるための取り組みを発表しています。

そういった技術共有に使うスライドは、日々の課題解決や工夫が詰まったものです。テーマによりますが、社内だけではなくどこかの誰かの学びの機会にもなりえるものと考えています。

今回公開する2つのスライドの紹介

よりよい Dockerfile を考える
〜 Python の実例とともに 〜

speakerdeck.com

Python の Docker ファイルのより良い書き方を知ることができるスライドです。題名には Python とついていますが、Python 以外の言語でも参考にできそうですね。開発利便性・可搬性・セキュリティの観点で、最適化するポイントがわかるスライドとなっています。

Tech Talk での発表後、他のチームでも導入されて大きな改善をすることができたという実績があります。イメージサイズが 395MB から 94MB になり、脆弱性を無くすこともできました。

Introduction to Dependency Injection
「DI」の整理とそのメリット

speakerdeck.com

依存性の注入(Dependency Injection)と依存性の逆転(Dependency Inversion)の関係が図解されているスライドです。プロジェクトの実コードを交えて解説がされています。どういったケースで使うと良いか、注意点があるかということもわかりやすいものとなっています。

終わりに

社内のコミュニケーション・技術共有の手段としてスライドが作られてきました。今後、社内で共有されたスライドを、このブログでもいくつか紹介していく予定です。

ブログ以外にも、技術スライドの公開によって、学びの機会や、RevComm に興味を持っていただけるきっかけになると嬉しいです。

RevComm は開発者やデザイナーの採用に力を入れています。情報発信をしていきたいという意欲のある方も大歓迎です!是非とも仲間になっていただけると嬉しいです!

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